今では当たり前になったセブンイレブンの存在。しかし、創業当時は成功するはずないとまで言われていた。
セブン‐イレブンにとって重要なものは、過去の常識にとらわれないで、お客様のニーズに応えること。
スーパーと価格で競争するのではなく、価格以上のサービスを提供することが大切
貧しい時代なら安さで勝負していけた。しかし、現在、高級品に人気が高まっているように、
お客様は値段以上の価値が物やサービスにあれば高い料金も払ってくれる。
逆にいくら値段が安くてもサービスが悪ければお客様は離れていく。
セブンイレブンは、それまでの売り手中心の考えから、お客様本位の考えに転換させた。
そこに成功の秘密があるようだ。
コンビニエンスストアで成功する条件
・他の競争相手より3〜5%粗利益率を高くあげられ能力
・商品の物流・集配送に関するシステムがあること
・高レベルでの労働生産性と収益率のアップを支えるトータルマネジメントシステム
こういったものをセブンイレブンは長年かけて作ってきた。
鈴木会長は仮想・検証のプロセスを繰り返すことによってより多くの需要を掘り起こせるとしている。
最後に鈴木敏文氏の言葉
「過去のデータを使うな!」
過去はあくまで過去である。大切なのは未来への展望。
過去のデータはその未来への展望をたてるためのひとつの材料にすぎない。