僕はこんな本を読んできた〜書評と概要〜
こうすれば日本はよくなる!

マネックス証券の松本大(まつもとおおき)さんが書かれた日本経済をよくする方法。
松本氏は私の憧れの人の一人であり、ファンでもあります。

私自身としては、経済に関することは、学者の方や官僚の方々に聞くよりは、リスクテイカーに聞くべきだと
考えております。

かつて、外資系証券で働いた辣腕トレーダーの意見として尊重に値するものだと感じました。


・内容要約


日本には1400兆円の個人資産が言われているが、そこには「負債」が考慮されていない。
負債を考慮するとそんなに資産はない。

日本の上場企業の株価の時価総額は300兆円、GDPは約500兆円。時価総額の対GDP比は約60%である。
一方、アメリカの場合は、100%である。日本の企業も株主価値を意識した経営にすれば、
それと同じくらいになり日経平均は1万5000円を超える。

株式の最小売買単位を引き下げるべきである。日本人はリスクを取れないわけではないのは、
競馬やパチンコを見ればわかる。もし、株式が3000円から買えたら個人投資家は増える。

ファンドの規模は500億円〜1000億円が妥当。それ以上大きくなると身動きが取れなくなる。郵貯は
自主運用するには規模が大きすぎる。

世界の平均年齢は26歳で60歳以上はそのうち約10%。しかし、日本の場合は平均年齢41歳、
60歳以上は約24%。この少子高齢化の問題が日本の将来を左右する。国による子育て支援の
体制を整えなければならない。


・感想


元モルガン銀行の藤巻健史さんもそうですが、かつてのトレーダーというのはとても冷静な目で
経済を見ています。官僚は政策で失敗しても給料は減りませんが、彼らは失敗すると即クビの世界で
働いているからこそ、そういった目が養われるのでしょう。

この本でも、松本さんは日本をよりよくするための政策を提案していますが、私も個人投資家として
彼の意見には賛成です。

たとえば、株式の配当の受け取り方についても、現在は郵便局の取りに行かなくてはならないのですが、
松本さんは証券口座に入金するべきだとしています。

再投資するのにはそれが一番手っ取り早いですし、もし、現金で受け取りたければ証券口座から
出せばいいだけなのです。

私も一人の日本人として日本の経済が復活することを祈るとともに、個人株主が増えることを
こころより祈っております。

■おすすめ ★★★☆☆


こうすれば日本はよくなる!
松本 大

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