■僕はこんな本を読んできた〜書評と概要〜■ |
道は無限にある―きびしさの中で生きぬくために |
世界の松下を築いた創業者、松下幸之助さんの本。厳しい社会の中で生き
残っていくために必要なこと、今の日本に必要なことが書かれている。
松下さんの少し厳しい部分が出ているが、だからこそ今の日本社会の閉塞感を
打ち破るためにも読んで勉強してもらいたいと思います。
・ 内容要約
自分の仕事や地位、待遇を決定するのは自分の総合力であり、怠けることなく
自分の能力を鍛えていくことが大切である。
どんなに困難なことがあっても、志を失わずくじけずに進んでいけば、困難な
状況も打破できる。
好況時には、少々の不勉強があっても、サービスが不十分であってもどこでも
注文してくれるが、不況時には消費者は吟味して商品を買うので本当の経営の
良し悪しが吟味される。
あなたはもらっている給料以上に会社に貢献をしていなくてはならない。
つまり、もし、あなたが20万円をもらっているのなら会社には50万円、
あるいは100万円の利益をもたらさなくては社会は豊かにならない。
総理大臣は国民をしかることが必要である。かつて、ケネディ大統領が国民に
「国に何をしてもらうかを考えるのではなく、国のために何をすべきかを考え
るべきである」といったように。
経営者は平時には部下に任せるところは任せればいいが、大事に至っては
経営者自身が決断をしなければならない。普段からそういうことを考えておか
なくては、いざというときにすばやい決断ができなくなる。
自分の仕事そのものに楽しみを覚え、一歩一歩急がずにあわてず踏むしめ日々
向上していく、大器晩成型の生き方をすることが必要である。
・ 感想
もとは1975年に刊行されたものにかかわらず、現在の日本の危機的状態を
言い当てているところは、さすが松下さんだなと感じます。
運命や自分の使命を果たすこと、国のために働くことは今の社会では軽蔑の
対象になりかねないとも思います。しかし、私たちが日本という国に生まれた
以上、日本という国のため(もちろん世界のため)に何かをする、という
使命感が必要なのではないでしょうか。
松下さんの本は、そういった私たちが忘れてしまっている大切な何かを思い出
させてくれるような気がします。
■ オススメ ★★★☆☆
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