僕はこんな本を読んできた〜書評と概要〜
金持学(かねもちがく)―年収3000万円以上をめざすアナタのための成功哲学

度派手な衣装、豪快な金遣いでテレビでもよく取り上げられる関口氏の人生哲学が詰まっています。

関口氏の第一印象は「派手なおっさんやぁ」でも、この本を読んだ後は「かっこいいおっさんやぁ」
と思うようになりました。

第1章 過剰なる日々

関口房朗の名前を聞いて初めに想像することは、派手な格好、豪快な金遣いだろう。
この章では関口氏の金の使い方、人脈などについて書かれている。

名古屋にある25億円の「パルテノン神殿」、六本木ヒルズの月300万円のマンション、フェラーリ・・・
などなど、そのコレクションは数え始めればきりがないほどである。

人脈としては、米国務長官のパウエル氏をはじめそうそうたるメンバーがあげられている。
しかし、本書の中で感心したのは、関口氏はアメリカの大統領であろうが、私のような若干21歳の若造であろうが
「風呂はいるときはみんな裸やん」とあくまでフィティフィティの関係だと考えていることだ。
これには感動した。

第2章 成功する男、失敗する男

関口流・成功する男の七か条
第一条 セックスアピールを持て!
第二条 昆虫人間になるな!
第三条 自己投資を惜しむな!
第四条 基礎を積み上げろ!
第五条 常に三年先を読め!
第六条 自己アピール力を磨け!
第七条 夢とロマンを持て!

セックスアピールというのは、性的ないやらしい意味ではなく、目標に向かって全力疾走するものの持つ
「男臭さ」のことである。何かに必死に取り組む姿ってかっこいいです!

昆虫人間とは、アリ社会で言う「働きアリ」のことで、自分の意思も主張も持たない歯車のこと。
あなた自身も会社の歯車になっていませんか?

身銭を切ることで成長できる。自分は通信講座で資格の勉強をしてますが、やっぱり自分のお金が
かかっているから必死になります(笑)

人間としての基礎として大切なのは、何よりもコミュニケーションである。
仕事も恋愛もコミュニケーションがうまくなければ成功しませんよね。

常に3年先を見据えていれば、ブレがなくなり迷わなくなる。
自分の中に1本の軸さえあれば、目先のことに惑わされずにぶっ飛ばせる!

「出る杭は打たれる」というのは言い訳に過ぎない。
本当の自分をさらけ出して、他人と熱い議論を交わすことで新しい自分が発見できる。

大きな夢を持つことで人は大きくなれる。自分にも夢がある。その夢はまだ今はかないそうにない。
しかし、「いつかかなえてやろう」と思えるから毎日がんばれる。

関口流・失敗する男の三か条
第一条 金に執着しない男
第二条 人を大切にしない男
第三条 失敗を知識化できない男

収入というのは、自分の通知表。年収1億の男はそれに見合うだけの価値がある。
お金が全てではないが、「お金」がひとつの目安になる。

名刺交換した人には、盆暮れの挨拶状を送る。どんな相手とでも常に対等の立場で話しをする。
自分も反省するところが多い。

一度や二度の失敗をすることはかまわない。失敗を隠したり、失敗から学ばないことがいけないのだ。


第3章 金にすかれる男、嫌われる男

渡り鳥がえさのある場所を求めて旅をするのと同じく、お金も自分をうまく使ってくれるところに流れる。
「金は生き物」であると同時に「金は借り物」でもある。だから、自分のところで流れを止めるのではなく
使うのだという。なくなる寸前まで使い、それ以上に稼ぐ!それが楽しいのだ。


第4章 ひらめきの仕事術

アウトソーシングというものを考えた関口氏は「ひらめきと第六感は違う」という。
「ひらめき」には普段からの情報収集と、それを組み上げていく論理展開能力が必要。

仕事ではとにかくコミュニケーションが重要だといい、関口氏の交渉術などが紹介されている。


第5章 二度の倒産、そしてクーデター

二度の倒産後、上場企業を育て上げた関口氏だが、突然の解任劇に襲われる。
そんな逆境をも力にかえてしまう関口氏に学ぶことは多い。

第6章 馬に学んだ常勝哲学

競馬の世界は美しくも悲しい世界である。ギャンブルは好きではないが、私は「ダービースタリオン」を小さい頃
していた(だいぶ変わり者だった) サラブレッドとは、早く走ることのみを求められて改良されてきた馬だ!
1着と2着ではぜんぜん価値が違う。常に勝ちつづけることを求められる厳しい世界。
そんな、世界に入り、日米でダービーを制した関口氏の奮闘記である。

第7章 若いうちにやっておくべきこと

百の三流より、一つの一流に触れることの大切さが書かれている。自分ももっと一流のものに
触れていきたい!

好奇心が旺盛な人は、集中力に優れた人であり、記憶力に優れた人である。
記憶が弱いという人は、会社のいすに座ったら最初にメモをとる癖をつける。
喫茶店に入るたびにメモをする習慣をつけよう!

恥をかく事を恐れず「わかりません。教えてください」と言おう。これはうちの親父にも言われた(笑)
若いうちの恥は許してくれるそうです。


関口房朗氏の名前は知っていたし、テレビでも何度か見たことはあった。見るたびに「派手なおっさんやなぁ」と
感じていた。しかし、この本を買ったのは彼の魅力に取り付かれていたからだと思う。この本を読んでより
いっそう興味が沸いた。

本書では、具体的な金儲けの方法などは書かれていない。ここでは、関口氏の人生の哲学などが書かれている。
そういうのはつまらないという人も多いと思う。しかし、この本は、はっきりいって若い人に対しての挑戦状だと思う。
中表紙のカラー写真のところにこう書いている

「男やったら、ここまでビッグになってみぃ」

これは挑戦状であるとともに、私たちへのあたたかいエールだと思う。僕は「年収300万円」というのは言い訳で
あり、妥協だと思う。そんな夢のない人生は嫌だ。もちろん金が全てではないが、金がなければ生きていくことは
ままならない。金さえあれば自分の好きなことができる。

みんなが大きな夢を持ち、それに向かっていくことが、日本が元気になるためには必要不可欠だ。
「こんなもんだろ」と思った瞬間、その人の人生は終わったも同然である。
そんなことをかんがえた本でありました。


金持学(かねもちがく)―年収3000万円以上をめざすアナタのための成功哲学 ・金持ちになるための本
関口 房朗

発売日 2003/12
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