■僕はこんな本を読んできた〜書評と概要〜■

阿部享士さん、関根進さんという中国株の大御所のコラボレーション（笑）

これから2007年までの中国株戦略を教えてくれます。

これまでに両氏の著書を読んだことのある人は少し退屈に感じるかもしれませんが、

最新のデータや初心者のためのパートなどやはり内容は充実しています。

・内容要約

2007年、本格自由化を迎える中国に出るか、200万人の団塊世代が定年を迎える日本に

残るか。買ったらしばらく忘れるくらいの気持ちで長期投資に徹する。

狙うべきは電力・石油・港湾・道路・輸送・銀行で、次の狙いは自動車・鉄鋼・アルミ・セメント・不動産である。

人民元は2倍から4倍割安であり、人民元の切り上げにより経済の停滞が予想されて

いるが、「通貨高に株安なし」の気持ちで臨む。

投資対象の選別においては、今後、成長する業種に属していること、企業体質が健全で

あること、毎年確実に業績が伸び、高配当を続けていること、を重視する。

・ 感想

個人的にはこの二人は中国株に関する書籍を書いている人のなかでも信頼できる人だと

思います。この本では、初心者にもわかるよう4分の1を入門編としていますので、

中国株が、はじめての方でも比較的読みやすいと思います。

個別の業績や見解もついていて参考になる部分が多いです。ただ、それほど大きな問題

ではないのですが、誤字が多いです（笑）気をつけてください。

■おすすめ　★★★☆☆

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