2004年から2007年まで国有銀行の上場がつづく 中国の銀行界は中国銀行、中国農業銀行、中国建設銀行、中国建設銀行の国有四大体制になっていますが、2004年の中国建設銀行をかわきりに2007年の中国農業銀行まで、4年にわたって一行ずつ上場していく予定です。 これに伴い現在、香港に上場している中国工商銀行(アジア)や中銀香港などの銀行株にも注目が集まるでしょう。
根深い不良債権問題 2001年末時点で中国の銀行の不良債権比率は20%を超えるといわれており、財務の健全性という点では不安視する声が多いです。 ただ、中国の場合は日本とは違い政府が金持ちなので問題は解決できるとの楽観論もあります。中国では土地や企業の多くを国が所有しているため、その一部を切り売りするだけで莫大な資金を集め、不良債権問題の解決にその資金を使えるという強みがあります。 政府が本気で不良債権処理に取り組んでいるのは、2004年5月に中国建設銀行が40億元(約600億円)規模の不良債権を処理したことからも明らかです。 圧倒的なシェアをほこる保険業界の巨人 長い間、中国人民保険公司の一社独占体制が続いた中国の保険業界も1990年代あたりから独占状態は崩れてきました。 そして、1999年に中国人民保険公司が中国人民財産保険、中国人寿保険、中国再保険に分割されました。 しかし、以下のグラフを見ればわかるように現在でも中国人寿保険、中国人民財産保険のシェアは圧倒的なものになっています。 今後、外資の参入が相次ぎ競争が激化すると考えられていますが、マーケットが大きいだけに期待はふくらみます。 注目名柄
参考文献: 業界地図と最新ニュースでわかる儲かる中国株厳選71銘柄 一目でわかる中国有力企業と業界地図 【作成2004年7月20日】 |
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