生産量世界1位 1996年に中国の鉄鋼生産量は初めて1億トン台を超え日本を抜いて世界第1位の 座を獲得しました。 その後も、インフラの整備や自動車産業などに必要不可欠な鉄鋼工業は大きく成長し、 現在では年間成長率が20%に達する勢いになっています。 鋼材価格の値下がりと引き締め政策 2003年は素材価格の上昇とともに絶好調だった中国の鉄鋼業界も、鋼材価格の下落と 当局による投資抑制対象になり、主要銘柄の株価は軒並み下落しています。 私個人の意見としては2004年ー2005年にかけて、鉄鋼業界には厳しい時期になるように思います。 それは、2003年が鉄鋼業に関してはバブルだったのではないかと感じているからです。 その反動として、成長にブレーキがかかっているのではないでしょうか。 しかし、株価が下がっているからこそ今こそチャンスだとおもいます。 その理由は単純で… 1、中国にとって鉄鋼業は欠かせない産業なので政府がいじめつづけることは考えにくい 2、地方の弱小メーカーの淘汰がすすみ、大手の寡占状態になる はじめに書いたように、インフラの整備が急務である中国にとって鉄鋼業というのは欠かせない 産業です。その大切な産業全てを政府がつぶしにかかることは考えにくいことです。 現在は投資の過熱を抑える為に、中国政府は厳しい対応をしていますが、 それは一時的なものであり、長期的には鉄鋼業育成の為の政策を打ち出してくるでしょう。 また、厳しい時期に耐えられるだけの体力を持った企業であれば、厳しい競争の後の寡占状態のなかで残存者利益を得ることができるでしょう。 有望企業 現在の中国鉄鋼業界は宝山鋼鉄、北京首鋼、馬鞍山鋼鉄、鞍鋼新軋鋼、唐山鋼鉄のBIG5体制に なっていますので、そういったところに投資するのがいいのではないでしょうか。
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