業界再編を経て大手3社体制へ 1998年まで中国エネルギー業界は原油生産を行う上流部門と精製・石油化学を担う下流部門に分かれていて、上流部門は中国石油天然気総公司(CNPC)、中国海洋石油総公司(CNOOC)、中国新星石油公司(CNSPC)、下流部門は中国石油石化工総公司(SINOPEC)のほぼ独占状態でした。 しかし、1998年に再編され中国石油天然気総公司、中国海洋石油総公司、中国石油石化工総公司のビッグ3体制になりました。この再編により上流・下流の区別はなくなり、地域ごとに業務を行うようになりました。 再編前
再編後
石炭・石油から天然ガスへ 中国ではいまだエネルギー源の7割を石炭に依存していますが、1996年をピークにその割合は減少しつつあります。 一方、石油の生産量は増加していますが、著しい経済発展により1993年には純輸入国になり、最近は中国の旺盛な需要により原油価格が高騰しているとさえ言われています。 そういった中で、石油に変わるクリーンな代替エネルギーとして注目されているのが天然ガスです。時間はかかるかもしれませんが、環境規制が厳しい沿岸地域を中心に石油・石炭から天然ガスへシフトしていくでしょう。 国家プロジェクト「西気東輸」 西気東輸というのは、簡単に言ってしまえば西のガスを東に送りましょうということです。 具体的には、新疆のタリム盆地に埋蔵されている天然ガスを上海まで続くパイプラインを つくって運ぶというものです。
このプロジェクトに関しては、中国石油天然気が権益の50%を確保しています。 注目の銘柄は?
参考資料: 一目でわかる中国有力企業と業界地図 業界地図と最新ニュースでわかる儲かる中国株厳選71銘柄 東洋証券資料 |
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